室内でモヒート用のミントを育てています。
鉢植えで一番面倒くさいのは、毎日の水やり。
特にミントは乾燥に弱いので、うっかり水をやり忘れると一大事。
そこで、これを組み込み技術を使って自動化できないか?と考えました。
使うセンサーは、こんなの。
電極を土にぶっ刺して抵抗値で湿度を測定するタイプのものです。
Amazonさんで\1,000もせずに買えてしまいます。
しかし、このセンサーに問題が発覚。
土に挿しっぱなしにしておいて、1ヶ月もしないうちにサビサビ…。
こうなると、まともに測定できなくなってしまいます。
それなら、錆びにくいステンレス棒を使って新しく作ってしまおう!
DIY精神!!
…というわけ、こんな感じに。
ステンレス棒は、模型用の12cmほどのものをAmazonさんで購入。
漏電が怖いので防水コネクターも。
ハンダ付けは下手くそです。
(プログラマーだからいいんです!)
ちゃっかりLEDも仕込んでおきました。
ただのセンサーを作るのでは面白くないので、ここで悪巧みを。
レジン液、レジン用着色料、レジン用LED、シリコンのモールド(型)をこれまたAmazonさんから購入。
紙コップで必要なレジン液と着色料をよく混ぜ合わせます。
…めちゃくちゃイヤなニオイがします。
しかもレジン液というのは、手に付くといつまでもベタベタします。
さて、着色されたレジン液をシリコンのモールドに流し込み、新たに作成したセンサーと一緒にレジン用LEDにセット。
スイッチON!
これは…チェレンコフ!?
ゴゴゴゴゴゴ…!
完全に一致!!
…ヤバい見た目ですが、このままで完全硬化するのを待ちます。
この硬化時間が重要で、時間が短いと悪臭を放ち、表面がベタベタの物体が出来上がります。
(腐ってやがる…早すぎたんだ。)
触りたい気持ちを抑えて、我慢して待ちましょう!
実は、一度3時間ほどでモールドから取り出してしまい、失敗しました…。
再挑戦時は、念のため24時間以上このまま放置しました。
そして出来上がったのがコチラ。
今回は、完全に硬化しているようです。
さて、鉢植えにぶっ刺して仕込んだLEDをON!
いい感じ!
なんかRPGのラスボス前のセーブポイントみたいになりました…。
あとは、このセンサーの抵抗値をマイコンやPLCでアナログ入力として取り込んで、ポンプをリレーか何かで駆動させてやれば完成。
さて、今回はレジンという素材を初めて経験したわけですが…臭いしベタベタだし面倒くさい!
もう当分やりたくないかなぁ。
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