続きを書きました。
Eclipseの導入編です。
これらのドキュメントの中で、必要なソフトウェアに関しては、このブログから直接ダウンロードできるようにしています。
その中には、かなり古いバージョンが含まれます。
それは、以下の二つの理由からです。
1つ目は、一般にソフトウェアに関しては、最新のものイコール最良のものとは限らないからです。
特にオープンソースのソフトウェアに関しては、日々進化を続け、バージョンの更新を重ねています。
しかし、改良を突き詰めていくにつれて、様々な不具合も内包していきます。
それらの不具合も、やがては世界中の開発者たちが修正してくれる(ありがたや~)わけですが、どうしてもタイムラグが発生します。
したがって、一世代古いバージョンの方が安定して動作するという現象が、ママあります。
(こういうのソフトウェアが「良い具合に枯れている」とか言うんですけどね。)
パソコンのOSでもトラブルを恐れて「Windows」の最新版になかなかアップデートしない人がいるでしょう?
組み込みソフトウェアの場合は、新しい機能よりも安定性が重視されますので、このような考え方が顕著です。
2つ目は、確実に動作するものを選んでいるからです。
せっかく、こんなチンケなブログを訪れてくれて、それを試そうと思ってくれた人に、余計なご苦労を掛けたくありません。
最新版特有のつまらないトラブルで、ヤル気が折れてしまうのは申し訳ないし、何より勿体ないです。
なので、今まで自身で長く使ってきて、確実に動作することを確認したバージョンを紹介しています。
そうなると、必然的に古いバージョンになってしまうのです。
最新版を試すのは、ある程度慣れてからでも遅くないと思います。
これらの理由から、それが許可されているライセンスのソフトウェアに限り、再配布を行っています。
しかし、例外もあります。
それは、セキュリティに関する不具合です。
これに関しては、また別の機会に。
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